配列に値を入れる方法はいくつかありますが、基本的で最も使われる方法を今回はご紹介します。そのほかの方法は「第2章 実習編」でご紹介します。
For a = 0 to 4
For文は終端を表す Next で処理した後、値に1を加えてもう一度ループします。上記のプログラムの場合、初めの a の値は "0"。そして Next までくると a の値に1を加えた数 "1" となってもう一度ループをします。そして a の値が "4" で Next に行き、a の値が "5" になった時、 a の値は1~4ではないためループを出て次の処理を始めます。
For 変数 = 開始の数 to 終端の数
これを覚えておくと便利ですね。
ここからは本題である配列の解説です。
配列を使用する場合、変数の宣言から少し変わります。宣言する場合、
Dim Hairetu(4) As Integer
となります。一目瞭然ですね。Hairetu という変数の後に(4)というのがあります。この括弧で囲んだ数の配列が設定されます。この括弧内の数字を添字といいます。添字は変数の宣言以外では変数を使用することが基本です。そして、整数型で宣言した場合、あらかじめ初期値0が入っています。
注意することがあります。
1.配列の番号は0から始まるため、(4)で宣言した場合、0,1,2,3番の配列ができます。*4番のブロックは生成されません。あくまで4つの配列を作るという意味になります。
2.配列を設定した変数は添字がなければエラーが出ます。
ここまでの5つで第1章が終わりです。
次回から「第2章 実習編」を開始します。
こちらでは実際のプログラムを使い解説していきます。
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